夫の浮気発覚 その後
私たちの答え
私の妊娠中に浮気した夫に対する、怒り、不信感、不快感、悲しさはMAXでしたが、「別れよう」と全く思いませんでした。
実は私たちは、結婚の口約束はしていたものの「授かり婚」。
これで離婚するのは、あまりにも格好悪い、恥ずかしい、という気持ちもありました。
親にも申し訳ないとも思いました。
それに、子供はまだよくわかっていないけれどパパがいないのは可哀想。一人で育てる自信も無い。金銭面も不安。
そういった気持ちもあったけれど、「やっぱりこの人と家族としてやっていきたい」って思いました。
私だけをちゃんと愛してほしい、と思いました。
夫も、「これからは二度と裏切らないし、信頼してもらえるように努力する」というので、夫を許し 家族として続けていくことにしました。
夫を責めない、問いつめない
家族としてやり直す、と決めたので夫を問いつめるのはやめようと思いました。
私が問いつめると夫は、何も言えなくなって居心地が悪くなってしまうと思ったから。
それは私にとっては少し辛いことでした。
怒りや悲しさが沸き起こってきても夫を責められないし、誰にも話せないから。
テレビで「こんな人は浮気されやすい!」とか「果たして夫は女性に連絡先を求められたら渡すのか?!」と流れれば、それだけで泣いてしまいます。
ひどく落ち込みます。
そういう時は、責めるのではなくて抱きしめてもらうことにしました。
どうしても我慢出来ない時は責めるのではなくて、「こういうことで、思い出しちゃって悲しかったんだ」と告げる。
そうじゃなくても、「毎日私のことを抱きしめてほしい」って言いました。
本当は前から、もっと夫に甘えたりくっついたりしたかったのだけれど、どうしても恥ずかしくて素直になれなかったのです。
だから、こうなってみて素直になれたのはよかったな、と思う。
許すのは自分のため
「許す」といっても恨みの気持ちは消えなくて、
「許すってなんなんだ?!?」とわからなかったから本を読んでみる事にしたのです。
「ゆるすということ」という本をamazonで見つけてぽちりました。
ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない (サンマーク文庫)
- 作者: ジェラルド・G.ジャンポルスキー,Gerald G. Jampolsky,大内博
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
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「許す」ということで恨みつらみから自分を解放して自由にしてあげるという考え、最初はなんだか納得がいかなかったけれど、毎日少しずつ読み進めて何となくわかってきました。
今回とは別の事で、自分自信に対しても許せなくて忘れられない事があって、この本は役立ちそうです。
「神様」が沢山出てきて若干うさんくささもあるのだけれど、この本のおかげで心の中の黒いしこりのようなものが少しずつなくなっている気がします。
夫の変化
夫は優しくなりました。前から優しくない訳ではなかったけれど。
今回のことでやはり私の事、家族の事を大切にしなくちゃいけないと身にしみて感じたみたいです。
だらだら寝ていた休日は、家族サービスしてくれるようになりました。
たまにお皿も洗ってくれるようになりました。
私が許すことで夫が私に気を使ってヘコヘコするのは嫌だったから、これくらいが丁度いい!
この次は無いと思え
そういえば。
この次は無いよ、という事で念書を書かせました。
もし今度同じ事をしたら、慰謝料1000万、生活費養育費 月15万支払うという約束です。
もちろん夫はそんなに持ってないけど。笑
でも、この約束を使う時が一生こないといいな。
信頼し合い、支え合って生きていきたいです!